
腐植環境をつくる水処理技術で
世界を変える
土壌微生物が活性化する水環境をつくる技術で
耕畜連携による循環型社会の構築を目指します。
News
2024/11/18
【お知らせ】第2回たま未来産業フェアに出展いたします
2024/11/18
【お知らせ】産業交流展2024に出展いたします
2024/10/25
【お知らせ】南九州畜産獣医学拠点内にオフィス開設いたしました
2024/10/25
【お知らせ】南九州畜産獣医学拠点で弊社製品が採用されました
2024/9/6
多摩イノベーションエコシステムの企業インタビュー記事が掲載されました。
経営ビジョン
水処理の技術で畜産現場の課題を解決し、
耕畜連携による循環型地域社会の実現を目指します

製品
土壌微生物が活性化する水環境をつくる
BOリアクター

「BOリアクター」は、鉱物による水質浄化技術と乱流による廃水処理技術を組み合わせたエアレーション型の水処理装置です。
水槽内の用水を独自の鉱物セラミックと特殊な乱流発生構造の中をエアレーションによって通過させることで、土壌微生物が活性化する水環境をつくります。

内 部 構 造


設 置 方 法
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水槽の中にステンレスチェーンで吊るす
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水槽の大きさに応じた浄化槽用ブロワをつなぐ
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水面上からの泡の強さをみて、風量を調節する。
※ 10トン水槽の場合
エアーレーション開始直後から
4時間程度で一定レベルに

効果
腐敗菌の滅菌、減菌効果
「BOリアクター」での処理水は主に嫌気性球菌を始めとした腐敗菌に対する殺菌力があります。
右の写真ではシャーレに植え付けた大腸菌・サルモネラ菌・黄色ブドウ球菌がそれぞれ3時間半、90分、5時間後に死滅する結果となることを示しています。
家畜の腸内細菌を整え糞尿臭を低減し
病原菌のまん延を抑制します


事業拠点
2024年4月1日に開業した鹿児島県曽於市と鹿児島大学による共同事業「南九州畜産獣医学拠点」の
畜産用飲水浄化処理装置として採択されました。
高校の跡地のため周辺住宅が密集しているものの臭気に対する苦情がないなど効果が得られており、
現在施設内に鹿児島拠点となる事務所を構え、市や大学と連携しながら南九州地域の畜産業発展の場として展開しております。

公式HPはこちら▶ https://sklv-soo.jp/
▼沖縄県内養豚場
沖縄県内2,500頭規模の肥育養豚場の地下水汲み上げによる飲水タンクに設置。

▼検証方法
飲水ピックで採取した水質検査、および臭気測定ポイントにおける臭気測定を月次で実施。
〇臭気測定方法
新コスモス電機製「ニオイセンサXP-329IIIR」で測定した臭気レベル値、および臭気指数(相当値)を計測。「臭気レベル値」に単位は無く、ニオイの強弱を0~2000の数値で表示し、「臭気指数値」はニオイの強弱を00~40の数値で表示。

▼結果
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各ポイントの臭気は、測定タイミングによって上下するものの導入後約6か月で大きく低減
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定期的に発生していた周辺地域からの苦情が、導入後0に
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該当地域の臭気指数の許容限度内に収まる結果となりました。
〇臭気レベル値での比較

〇臭気指数値(相当値)での比較

▼沖縄県内養豚場
当初基準値超過であった鉄、マンガンが、3か月経過段階で鉄は1/7、マンガンは1/8に減少。
約6か月後には基準値以内に収まる結果となりました。

▼岩手県内養豚場
導入前後の水質検査結果を比較。基準の8倍あったマンガンが2か月で約34%減少。

▼ベトナム ハノイ郊外の採卵養鶏場
約8万羽を飼育している養鶏場で約5トン規模の飲水用タンクに1台ずつ設置を行いました。
飲水は井戸水を汲み上げ、タンクに貯水して使用しています。


▼結果
受水槽および末端蛇口から採取した各検体について水質検査を実施したところ、設置前に検出されていた大腸菌は検出されず、またBODおよびCODもいずれも不検出でした。
なお、飲水に対して塩素消毒等は行っておりません。


▼沖縄県内養豚場
当初は基準値のおよそ2倍を超えていた亜硝酸態窒素濃度が、3か月後には検出限界の最小値まで低下しました。
